• 日本の小さな図書館ゴルフの歴史「公樹庵」

     

    「公樹庵」では、昭和期における北海道のゴルフ発達で、特に旭川のゴルフ場に関する文献を調査しています。

    発行年 書 籍 名 著者・出版社
    1918 順體紀行 警覺書店
    1943 陸軍禮式合同附禄 尚兵館
    1918 所謂紳士の体燥 所謂紳士体燥後援会
    2023 G7広島サミット~被爆地から世界へ~ 中国新聞社

    日本のゴルフ史を共同研究していますプロ写真家の細田榮久さん(東京)から取材写真の一部を、「公樹庵」に提供いただきました。
    青森県「夏泊リンクス」を訪ね、続いて北海道のゴルフ場で歴史ある「函館ゴルフ倶楽部」、札幌ゴルフ倶楽部「輪厚」取材され、「室蘭ゴルフ倶楽部」(インタキ浜コース) 跡地を訪ねられた貴重な写真です。
    〈細田榮久さん談〉
    凄い風景ですね。このゴルフ場があったのは知ってました。これ程の風景は世界の中でも大変珍しいのでしょう。機会がありましたら訪れる場所です。・・・それはそれは感動しました。今であれば日本随一のリンクスでしょう。

    「室蘭ゴルフ倶楽部」(インタキ浜コース)

    グリーピングベントをつかっていた室蘭リンクス(北海道ゴルフの歩みp.40)

    『北海道ゴルフの歩み』(小笠原勇八・福島靖共著、菅原春雄監修、北海道新聞社、1984)によると北海道のゴルフの最大の特徴は、風景の壮大さ、景観の優美、加えて冷涼としている。
    室蘭ゴルフ倶楽部(室蘭市輪西町「イタキン」コース)の創立は昭和4年11月である。リンクス9ホールを開場したのはよく5年の4月だった。当初は2300ヤード、パー33。グリーンもフェアウェーも、ゴルフ場ができたころは自然のの野芝だった。