• 2019年3月

    PLAY THE BALL AS IT LIES

    スタイミールールの変遷(1952年廃止)

    ゴルフは「あるがまま」という基本理論の例外としてマッチ・プレー競技に「球の拾い上げ」を認めました。
    「プレーヤーのボールが、グリーン上で自分のパットとホールの間にあり、お互いのボールの間が6インチ以内でない場合を、スタイミー状態になる。」

    「スタイミー」には「遠球先打」の原則から心理的なプレーとして2つの技巧の曲打ちがありました。
    ◯曲打ちには
    1)ボールの上を飛び越す
    2)ボールの側面に沿って打つ

    (最新ゴルフ大百科)

    スタイミーの変遷

    ゴルフの歴史で、’スタイミー’という用語が使われたのは、1812年5月1日に採用されたルール31の「球の拾い上げ」の規定です。セントアンドルース・ゴルファー・ソサエティのこの脚注が初めてで、ルール31には次のように書かれいます。(1)「両者のボールが6インチ以内の場合、拾い上げる。

    スタイミー規則の特徴

    マッチ・プレーとは2人のプレーヤーがホール毎に勝敗を争う競技で、スタイミー規則は1744年に始まり1952年に廃止となりました。約210年間にわたり英国と米国でスタイミー規則の「存続」と「廃止」の議論が繰り返し行われました。1952年の廃止からすでに66年が経過していますが、「球の拾い上げ」「6インチ」「遠球先打」などは現在でもゴルフ競技規則に位置づけられています。
    英国や米国におけるスタイミーに関する文献の資料調査を USGA GOLF MUSEUM に照会しました。その結果、 USGA GOLF MUSEUM から50頁にわたる膨大な文献史料の提供がありました。その一部を使用して日本ゴルフ学会第31回大会で「スタイミー規則の廃止論 =作家久米正雄からの提案= 」を発表しました。
    スタイミー規則から「6インチ」という正確な距離を測定する方法に、1865年にゴルフのスコアカードが作られました。「Stymie Guage」と称するカードの一辺の長さが、6インチあるいは対角線が6インチに作られました。1937年に創設の藤沢カントリークラブのスコアカードにも「THIS CARD MEASURES SIX INCHES IN LENGTH」と書かれています。

    球が6インチ以内の場合、拾い上げが適用された。また相手との球の位置を判定する際、相互の球の間が6インチ以内でない場合、スタイミーの競技に入る慣習がありました。


    (霞ヶ関カントリー倶楽部)


    (霞ヶ関カントリー倶楽部)


    (霞ヶ関カントリー倶楽部)


    (霞ヶ関カントリー倶楽部)

    とても貴重なスタイミーの連続写真です。

    USGA GOLF MUSEUMからスタイミーに関する文献史料の標題です。



    WHY WE ABOLISHKD THE STYMIE


    Chapman On Stymie


    Hold To Stymie


    PAR ON THE NINETEENTH HOLE
    The Stymie Debate


    Farewell to the Stymie


    THE LONG PUTT vs THE STYMIE


    THE LONG PUTT vs THE STYMIE_46


    MISCELLANEOUS
    For The Stymie


    GOLF


    THE STYMIE


    Men and Matters


    1952_and


    The Cruelty


    The Referee


    Museum Piece


    History of Stymie Rule


    GOLF ILLUSTRATED _1


    GOLF ILLUSTRATED _2


    History Of The Stymie


    Stymie


    Eliminate Stymie


    US GOLF ASSOCIATION


    Golf Is My Game


    CHAPTER 18

    現在ではスタイミーという言葉が使われるのは、ボールとグリーンとの間に樹木、障害物などがある場合、ローカルルールに「6インチプレー」があります。

    公樹庵おもてなし

    公樹庵の庭に「水仙」が咲きました。とても甘い香りが早春を知らせます。

    『東京ゴルフ倶楽部 ―設立と展開―』

    公樹庵では、1914(大正3)年に日本で最初に日本人の手で創設された日本人のためのゴルフ倶楽部『東京ゴルフ倶楽部 ―設立と展開― 』を出版しました。
    これは広島大学大学院に提出した博士学位請求論文である『東京ゴルフ倶楽部の設立と展開に関する研究』の一部を修正し刊行したものです。日本のゴルフの創始的な存在である東京ゴルフ倶楽部の歴史について、日本のゴルフ史の研究資料、次代を担う研究者の研究資料に、と著したものです。


    A4版 p.274
    序 章:
    第1章:我が国における「ゴルフ倶楽部」の創設と展開
    第2章:東京ゴルフ倶楽部の組織と運営
    第3章:東京ゴルフ倶楽部のコースと施設整備
    第4章:東京ゴルフ倶楽部における競技会と社交
    結 章:


    ①出版記念会

    記念撮影


    ゴルフ関係者、友人、知人、兄弟の皆さんが大勢出版記念会にご参加いただきました。
    感謝と敬意をいたします。


    日本ゴルフ殿堂理事長様から出版記念に花束の贈呈がありました。

     

    公樹庵の書架に36冊が並びました

     

    阿川弘之 カレーライスの唄 ちくま文庫 2016
    中山禎輝 天王山の宝石箱 PHP研究所 1996
    古江勝 出版で夢をつかむ方法 中経出版 2010
    ライフ・エキスパート アプロチがピタッと寄る本 夢の設計社 2009
    富岡幸一郎 鎌倉文士とカマクラ 銀の鈴社 2017
    亀田輝時 鎌倉(昭和10年から昭和15年)10冊 鎌倉文化研究会 1936
    鳴尾ゴルフ倶楽部50年史
    (寄贈福島靖)
    鳴尾ゴルフ倶楽部50年史 鳴尾ゴルフ倶楽部 1972
    JGA YEAR BOOK 2018
    (寄贈水野勝之)
    JGA YEAR BOOK 2018 日本ゴルフ協会 2018
    北海道旭川市立博物館
    (寄贈)
    旭川新聞(昭和5年)ゴルフ場記事 旭川市立図書館 2018
    久米正雄 二階堂放話 新英社 1935
    夏坂健 わが心のホームコース ゴルフダイジェスト社 2007
    夏坂健 おんぼろキャディ.見参 ゴルフダイジェスト社 2007
    小原邦夫(寄贈)丹羽文雄 ゴルフ談義 潮出版社 1983
    小原邦夫(寄贈)丹羽文男 ゴルフを知らない日本人 PHP新書 1996
    トレイシー・スチワート ペイン ゴルフダイジェスト社 2001
    アール・ウッズ/フレッド・ミッチェル タイガー・ウッズへの道 講談社 2001
    黒鉄ヒロシ GOLFという病に効く薬はない 幻冬舎 2008
    大塚和徳 日本のゴルフ聖地100 日本経済新聞出版社 2018
    朝霞市博物館 朝霞町へ行楽に 朝霞市博物館 2018
    福島鋳郎 戦後雑誌発掘 日本エディタースクール出版部 1972
    朝霞市博物館
    (寄贈小南正光)
    朝霞町へ行楽に 朝霞市博物館 2018
    朝霞市博物館
    (寄贈小南正光)
    東洋一を目指して 朝霞市博物館 2014
    日本プロゴルフ殿堂 松井功 WaLk With History VOI.5 一般社団法人 日本ゴルフ殿堂 2018
    一般社団法人 霞会館 御両車と家族の愛車 一般社団法人 霞会館 2019
    坂本公紀・坂本公子(共著) 東京ゴルフ倶楽部 設立と展開 ヤマオ―事務機・印刷所 2019
    坂本公紀・坂本公子(共署) 東京ゴルフ倶楽部 設立と展開 ヤマオ―事務機・印刷所 2019
    坂本公紀・坂本公子(共署) 東京ゴルフ倶楽部 設立と展開 ヤマオ―事務機・印刷所 2019
    坂本公紀・坂本公子(共署) 東京ゴルフ倶楽部 設立と展開 ヤマオ―事務機・印刷所 2019
    坂本公紀・坂本公子(共署) 東京ゴルフ倶楽部 設立と展開 ヤマオ―事務機・印刷所 2019
    市村操一・金谷多一郎 ゴルフ思考法 長岡書店 2013
    小原大二郎 ザ・ビジネスゾーン ゴルフライブ 2017
    ロバート・ホワイティング ふたつのオリンピック 角川書店 2018
    横田真一 成功する人は雁原ない 主婦の友社 2018
    夏坂健 誇り高きダブルボギー ゴルフダイジェスト社 2018
    青木功 青木功・小田美岐のゴルフ色に染められて(上巻) 日本文芸社 2018

    『公樹庵』に姫路市の恒藤さんからゴルフクラブ(パター)1本を寄贈していただきました

    パターの名称

    1. ヒッコリー(スコットランド:大正15年)
    2. ベンセイヤー(イングランド)
    3. ギニウォイ―(サンド)
    4. トーミ・アーマ―(パター)
    5. トーミ・アーマ―(パター)
    6. 木製ヘッドパター


    パターのヘッドの裏面に青木功プロの銘が刻まれています。

    1924年USGAは初めてスチール・シャフトのパターの使用を許可された。
    「公樹庵」にはパターに関する資料として、次のような書籍があります。

    • 1927 パッテングの解説 山野卯三郎
    • 1969 『こうすれば必ず入る』 前原多助
    • 1983 『相模カンツリー倶楽部50年史』
         千葉四郎著の「パット」「パットの物理」
    • 1935 『スコアを減らすこつ』 前原多助