• 「公樹庵に所蔵するクラブハウスの写真を紹介」(その3)

    ゴルフ倶楽部のハウス(クラブハウス)は、ゴルフ場の中でも清潔で静かな環境の中で快適な空間として造られています。

    例えば「磯子カントリークラブ(横浜)」を訪れた際、明るいハウス内のラウンジは、ゴルフ場の休日かと、思うほど静寂でした。

    各テーブルも昼食時の談笑やプレー後の同好の士たちの饒舌も、愉快な楽しい会話に聞えました。

    洗錬されたハウスの雰囲気が素晴らしい、この作法の大切さが特徴のクラブで印象に残るものでした。

     

    img007_hawaii_clubhouse写真は、ハワイのクラブハウスです。

    入口の壁面にクラブの紋章、クラブ競技に優勝し栄誉を称えた男女会員の写真、幾つかの優勝楯ボードが飾られている。

    室内の各所に花が活けられ、なかでも洗面室、更衣室とロッカー、シャワー室やトイレ室などは清掃が行き届いて、まるでホテルと間違えるほどでした。

    難を言えば室内に設置のシャワーの蛇口や男性用便器などは、メンバーの身長に合わせて造られており、身長の低い私には、踵を伸ばさないと使用できず苦い体験をしました。


    英国ロンドンにある「HAMPTON COURT PALACE GOLF CLUB」はホームパーク王宮の中にあるゴルフ場です。

    コース周辺に放し飼いの大鹿の群れと出会いビックリしました。

    バー72、6,514ヤードのコースでは、婦人競技が開かれていました。

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    写真はハウスのテーブルに置かれた、黄色のリボンでラッピングされた上品な丸皿や平皿が賞品でした。

    賞品がゴルフ用品でないのが印象的でした。


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    ゴルフ場「玉龍雪山ゴルフクラブ」です。

    ゴルフクラブに到着するまで2度の旅券の提示が必要でした。

    「玉龍雪山ゴルフクラブ」は、標高3,100mのゴルフ場で空気が薄いため「酸素ボンベ」の購入を勧められ、酸素ボンベ持参でプレーする貴重な体験をしました。

    ハウスは柱や壁一面に古典文字や中国画の彫刻が施され、明るいクラブでした。

    コースは7,661ヤード、18ホール、パー72、キャディが帯同しカート使用です。


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    写真は、英国イングランドにあるSt.Andrews(R&A:ロイヤル・エンシェント・ゴルフ・クラブ) オールドコースのクラブハウス玄関に掲げられた看板は「MEMBERS OF ROYAL& ANCIENI GOLF ONLY」(メンバーとメンバー同伴のゲストしか入ることはできない)という文字でした。

    スターターボックス、キャディマスタ―室の横に「SLOW PLAY」の看板、メダルティーの看板、ゴルフ博物館、セント・アンドリーズ大学の看板、オールドコースホテル、トム・モリスのゴルフショップの看板、そして街中のゴルフショップ、レストラン、ホテルB&B、写真屋など、いずれもゴルフに関係する多くの施設や店舗の看板に出会いました。